吉岡秀晃トリオ　

with 岡 淳 (ts)

LIVE AT 　Ｂflat赤坂

2001年4月26日（木）

Ｂflat赤坂での
吉岡秀晃(P)トリオWITH　岡 淳 (ts)のライブに行って来ました。

メンバーは
吉岡秀晃(P)
塩田哲嗣(b)
ホリス・フルフォード(ds)
というおなじみのトリオです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

主な曲目は
ＡＮＴＨＯＲＯＰＯＬＯＧＹ
Ａ　ＮＩＧＨＴ　ＩＮ　ＴＵＮＩＪＩＡ

ＲＯＵＮＤＡＢＯＵＴ　ＭＩＤＮＩＧＨＴ

ＵＮＩＴ　7

ボッサノバナンバー

ＣＨＥＲＯＫＥＥ

ＳＯＬＩＴＵＤＥ

ＣＡＲＩＢＡ（かな？ウェスでおなじみのグルーヴィーなナンバー）

ＷＡＬＫＩＮ（だったかな？マイルスナンバーでＦＯＵＲＥかも），などなど



ＡＮＴＨＯＲＯＰＯＬＯＧＹでは吉岡秀晃(P)の軽快なイントロに乗って，岡 淳 (ts)が彼独自のビ・バップ解釈のテナーソロを繰り広げます。

Ａ　ＮＩＧＨＴ　ＩＮ　ＴＵＮＩＪＩＡでは，塩田哲嗣(b)のベースが私好みの明快で重厚・歯切れの良いサウンドで迫ってきます。ソロでの塩田の見事な指さばきのスピーディーなサウンド。

ＲＯＵＮＤＡＢＯＵＴ　ＭＩＤＮＩＧＨＴでの岡 淳 (ts)のテナーサウンドの深々としたサウンドと見事なフレージングのソロ，吉岡秀晃(P)の美しいテーマ処理と印象的なアドリブライン。

サム・ジョーンズのＵＮＩＴ　7では，ハードバップの真髄ここにありという感じの吉岡秀晃(P)のファンキーでハードなソロに岡 淳 (ts)が炎のソロで応酬します。二人の呼吸の見事さ。


ホリスのシンバルとスネアの特徴的な使い方が際だつダイナミックなソロ。

第2ステージの最初は，ボッサノバナンバーで，詩情あふれる岡 淳 (ts)のテナーサウンド，吉岡の美しいメロディを紡ぎ出すピアノ

ＣＨＥＲＯＫＥＥでの岡 淳 (ts)の豪快でユーモラスなソロ，自在なラインの吉岡秀晃(P)のピアノに塩田の重厚なベースソロが美しい。

ＳＯＬＩＴＵＤＥではカデンツアでの岡 淳 (ts)のテナーソロが圧巻でした。息をのむ美しさのサウンドは印象的でした。

ＣＡＲＩＢＡでのファンキーでグルーヴィーな吉岡秀晃(P)の持ち味前回のソロが素晴らしい。これにからむ岡 淳 (ts)のテナーがこれまた黒々としたアーシーなサウンドを醸し出します。

吉岡トリオの熱いバップサウンドの素晴らしさと

現代的なテナーの第一人者岡 淳のバッパーとしての実力のほどを思い知らされた素晴らしいライブでした。

聴いている私達にも，スポーツの後のような爽快感をもたらしてくれる，手に汗握る熱演でした。