ウイントンのモンク集
先日、休日出勤の後、帰宅の道を大きくそれて、いつもの巡回コースに入ってしまい、メグ、ユニオン、A&Fとうろついていました。
ユニオンでは、LPが大分入荷していましたが、ちょっとばて気味の私は餌箱をあさるパワーが無くて、ぼーっと中古CDだけ眺めていました。
帰りによった、A&Fでは、ラージコンボでモンクの曲を耳慣れない演奏が、、、、最新録音のモンクということで、すぐに、ウイントン・マルサリスの
MARSALIS PLAYS MONK STANDARD TIME VOL.4
ということに気がつきました。一言でいえば、「いまが、買いってこと!!」のアルバムです。最近のウイントンには、「ちょっと」という印象があって、さすがのモンクフリークの私でも食指が全く動かなかったのですが、大間違い。なにより、ウイントンのソロが熱い。それに、全体の印象も、モンクの曲集というのはどうしても、とりあえずモンクの曲を取り上げましたで終わってしまうことが多いのですが、ここでのウイントンの演奏は、現代にモンクの曲をジャズスタンダードとして取り上げる意味を明らかにしているようです。まさに、ウイントンのバンドでなくては表現できないサムシングに溢れているようです。A&Fのウエストレイク・スピーカーから流れるウイントンは、まさに、「いまが、買いってこと!!」