サキソフォビア AT 吉祥寺サムタイム
2001年6月22日 於 吉祥寺サムタイム
ひさびさにサキソフォビアのライブに行って来ました。
- メンバーは
- 岡 淳 (ts,篠笛)
緑川英徳 (as)
竹内 直 (ts,fl,bcl)
井上juju博之 (bs,ss,fl)
いつもどおり,ライブのスタートはサムタイムの下階から4人が吹きながらステージに上がります。
当夜のナンバーは
- LIVING FOR THE CITY(STIEVIE WONDERのKEY OF LIFEから)
- カーク(仮称)
- GOD BRESS THE CHILD
- I WISH
- ラサーン
- BETTER GIT HIT IN YOUR SOUL(MINGUS)(井上のアレンジ)
- MAMI ME GOUESTO ラテンナンバーです。
- FOR ALL WE KNOW
- 御殿山(井上のオリジナル)
- こきりこ節
- MAMI ME GOUESTO ラテンナンバーです。
- SEEMENN IN LOVE (?)井上のオリジナル
- KILLER JOE
- さめても痛い
- 懐かしいR&Bの名曲(タイトル忘れました。アンチェイン マイ ハートかな?)
AFFECTION(井上のオリジナル)- ソラミミ (岡のオリジナル)
- YESTERDAYS
などなどで、サキソフォビアのおなじみのレパートリーから新曲まで緻密な編曲にのったアンサンブルと縦横無尽なソロが繰り広げられます。
1曲目はお馴染みのLIVING FOR THE CITYからですが,アルトの緑川氏が帽子をかぶっていない。守屋オーケストラを初めいろいろなところで見てますが,帽子無しは初めてだと思います。帽子無しだと若々しい印象で一層二枚目ぶりに磨きがかかったような?
岡のテナーが柔,竹内のテナーが剛という印象のソロ,緑川のカデンツアともいうべきアルトソロが美しい。
これまではラサーンと呼んでいた井上のオリジナル曲は竹内直にも同曲名があることから,混同されるので(私も間違えていた)仮称カークと曲名変更だそうです。テーマを奏でる竹内直のテナーが美しい。
GOD BRESS THE CHILD(岡のアレンジ)では竹内直のフルートが息の長いフレーズから甘美なソロで圧巻です。
I WISH(岡のアレンジ)では井上のバリトンの深々としたサウンドのソロが素晴らしい。
こちらは竹内直の本家となったラサーンでは,井上のバリトンにのって,竹内直が印象的なテーマを刻み,緑川のアブストラクトな表現のアルトが場内に響き渡ります。
BETTER GIT HIT IN YOUR SOUL(MINGUS)(井上のアレンジ)では井上のバリトンサックスが一人リズムセクションとでもいうべき役割で,ミンガスワールドの強烈なビートをたたき出し,緑川のソウルフルなソロ,岡の力の入ったテナーソロを支えます。
MAMI ME GOUESTO ラテンナンバーでは,4人のラテンフレーバーあふれる見事な展開(岡のアレンジ)
美しいバラードのFOR ALL WE KNOW,緑川のアルトと岡のテナーをフューチュアした御殿山(井上のオリジナル)
お馴染みの岡の篠笛が素晴らしい,こきりこ節では竹内直のバスクラが通奏低音を奏で,ソロになると大地の底からの響きのような重厚なサウンドを圧巻のノンブレス奏法で奏でます。さめても痛いではMC役の竹内直がこの曲名はどういう意味ですかと岡につっこみ,岡は自慢の?ボーカルを披露して,ラブソングですと紹介する愉快な掛け合いではじまりました。竹内直のテナーが不思議なサウンドのオブリガードで,ちょっとゴスペル風なサウンドにのった岡の自在なラインのソロが印象的です。
写真は,Bflat赤坂での岡 淳
懐かしいR&Bの名曲(タイトル忘れました。アンチェイン マイ ハートかな?)を4人の豪快なアンサンブルで楽しい曲調を引き立てます。
岡のオリジナルのソラミミ,こちらでも,MC役の竹内直がこの曲名はどういう意味ですかと岡につっこみ,岡がドレミファソラミミからとったタイトルと紹介する愉快な吉本風掛け合いではじまりました。不思議な雰囲気の,たゆたゆような曲調にのった緑川のアルトソロ,突然タンゴ風なリズムにチェンジして,岡のリズミックなテナーソロが絶品でした。
おなじみのYESTERDAYSでは,岡の歌とメンバーのかけ声から,豪快に始まり,竹内直のバスクラの深い深いサウンドのソロが印象的でした。今日はセカンドステージあたりで引き上げようと思っていましたが,ついつい素晴らしい演奏に席を離れがたく,あっという間の3セットでした。いつ聴いてもサキソフォビアの緻密なアレンジにのった豪放なアンサンブルと,4人の個性溢れるソロの前では,リズムセクションがいないバンドだということを忘れさせる充実感溢れる演奏に感服します。