宮地 傑ニューカルテット 

LIVE AT エアジン

宮地傑(ts)、天野丘(g)、池田聡(b)、橋本学(ds)







2002年11月23日 横浜エアジン





メンバーは,
宮地傑(ts)
天野丘(g)
池田聡(b)
橋本学(ds)

宮地傑(ts)

さて,宮地傑ニューカルテットは,ギターにテナーサックスのカルテットということで,
おそらく,マイケル・ブレッカーバンドやバーグ・スターンバンドのような
ハードなギターソロに対抗した咆吼するハードなテナーソロというイメージを持ちましたが,その先入観は見事に裏切られました。
天野丘のギターは特に,ハードに歌い叫びますが,常にウォームで柔らかい独特のソノリティが魅力で,これにリーダーの宮地のテナーも若手に似合わない人肌の柔らかさで歌い上げます。
モードを基本としたと思われる宮地のオリジナルでも,多彩な表現力と肉声の魅力の宮地テナーに,天野のフレキシブルなギターが絡みます。

天野丘(g)

池田の充実のバッキングに,力一杯のベースソロ
アルコでのソロも歌心に溢れた見事なプレイ

池田聡(b)

橋本学のドラムは初めて聴きましたが,若手らしい全力投球のプレイに加えて,タイトなリズムと的確なタイム感覚は素晴らしい。

橋本学(ds)















ジャズ界の快挙!! 衝撃(笑劇)の二人のMC  吉本も注目か??


天野丘のアコースティックギタープレイでは,アコギならではの繊細な加えて,肉厚な音色が魅力的です。






このニューカルテットは個々のソロの多彩な表現力と充実のグループ表現が魅力でした。このグループがさらに活動を続けて表現力が深まってきたら,どんなに素晴らしいグループになるのだろうと思わせられました。