宮之上貴昭&SMOKIN' AT  AIRGIN

2000年5月4日(木)横浜 エアジン

ゴールデンウィークの一日に、横浜エアジン30周年祝賀ライブシリーズ(4月28日から5月7日まで)の宮之上貴昭&SMOKIN’のライブに行って来ました。



メンバーは

宮之上貴昭(g)
宇多慶記(p)
稲垣護(b)
高橋信之介(ds)

です。このところ、吉岡秀晃(p)との素晴らしいコンビネーションでしか聴いていなかったので、はたして、宇多慶記(p)とはどうなのか、そして、山下洋輔グループ加入以来注目している、俊英高橋信之介は、SMOKIN’でどのようなプレイを繰り広げるのか、こんな興味でエアジンに行きました。

振り返れば、エアジン開店から30年だそうで、私もエアジンに初めて行ってから24年たっているわけです。

当日は宮之上のエアジンとの出会いの話(27年のつきあいだそうです)から始まり、

曲目は
LOVE FOR SALE
DANGEROUS
カナダの夕日
LOVE ME TENDER
CARAVAN
飾りのついた四輪馬車
JOKER
CRAZYMOON
SECOND TAKE OFF
SUMMER TIME(MOTHERLESS CHILD?)
など。



好調宮之上の卓越した技巧に裏付けられたスインギーなプレイ。
キャラバンでの息詰まる超絶技巧から始まる、猛烈に早いテンポの演奏。
LOVE ME TENDERやSUMMER TIME(MOTHERLESS CHILD?)でのブルージーなプレイは鳥肌が立つほどのものでした。




宇田のアーシーでスインギーなピアノが印象深いものです。




高橋の思い切りが良いプレイと、特にこの若さでよく相手のサウンドを聴いて敏感に反応する柔軟性は素晴らしい。




稲垣のグループを支えるいつもながら低音の推進力も強力でした。

エアジンの30周年祝賀ライブシリーズ(4月28日から5月7日まで)は、この老舗になじみ深いミュージシャンで構成されています。もう一度ぐらい、連休中に是非出掛けたいものです。