山下洋輔G4ユニットライブ 

with 竹内直

2000年2月19日、於 新宿PITINNの山下洋輔 新ユニットのライブ報告です。

山下洋輔G4ユニット(このユニットはジェネレーション4という意味だそうです、ユニットの50〜40〜30〜20という4つのジェネレーションを意味するそうで山下が苦笑していました)


(以下、JAZZと囲碁の日々(3月20日かめりあホール)のちらしから一部引用)

竹内直(ts,fl,bcl)1955年東京生まれ。
20代前半渡米して、NYでバイヤード・ランカスター、スティーブ・グロスマンに師事。現在は自己のグループのほか五十嵐一生QTや小山彰太のグループで活躍中。「モア・ザン・ユウ・ノウ」「トーキング・トゥ・ザ・スピリッツ」の2枚のリーダー・アルバムをリリースしている。

水谷浩章(b)
1963年、埼玉県生まれ。20才頃から音楽活動を開始する。アコースティック・ベースを吉野弘志に師事、独自のスタイルでエレクトリック・ベース、アコースティック・ベースを操り、その幅広い音楽性とグルーブには定評がある。86年以来自己のグループ[LowBlow]を主催、97年にはアルバム「カフェおじさん」をリリース。今堀恒夫、南博、加古隆などと共演するほか、その他多数のバンドのレギュラー・メンバーとして活躍中。

高橋信之介(ds)
1978年、神奈川県生まれ。14才でドラムスを始め、高校時代にプロ・ドラマーを志す。97年洗足学園短大ジャズコースに入学、ドラムスを大坂昌彦に師事、テクニック・音楽理論などを学ぶ。在学中からサックスの中村誠一のグループに参加するなど、プロとしての活動を始め、様々なミュージシャンと共演する。99年3月大学卒業後は、中村誠一グループのほか、吉岡秀晃(p)トリオ、太田剣(sax)QT、宮之上貴昭&スモーキンなどのメンバーとして活躍中。

という新鮮なメンバーによるG4ユニットのお披露目公演となったわけです。
特に20才の驚異の新人ドラマーには期待が高まるわけで、果たして一大抜擢をした師匠山下(洗足の先生ですもんね)の期待にどこまで応えていくのか、、、、
そして、私たちにとっては、現在幅広く先鋭的な活躍をしている竹内直の加入で山下の新たな音楽は、、、
そして、竹内はこのコラボレーションで、どんな演奏を繰り広げるのか、、、
期待が広がります。

締め切った場内では入念なリハーサルが続き、開場が7時30分頃になり、ようやくPITINNの座席につきました。
演奏は8時過ぎに始まり、ほとんどが山下洋輔のオリジナル曲、
フラグメンツ、
カンゾー先生の中からの曲やフーガ・ド・ラ・リベラシオン、フォー・デヴィッド・セイク、先日行われた交響楽団との共演の協奏曲から、そして、スパイダーなどのおなじみの曲の数々。

竹内は予想通り、パワフルでかつきめ細かいトーンでテナーを吹きまくり、一転、美を極めたフルートを響かせ

水谷は堅実にかつ強力にグループ全体のベースラインを刻み続け
期待の高橋はシャープでダイナミックなドラミングで山下や竹内の刺激に応えています。

高橋のドラムには無駄や無理がなく、ソロでもシャープでパワフルでよけいな音をださないなど素晴らしい美質がいっぱいでした。

山下はというと、この新しいユニット全体をコントロールしつつ、強靱なスイング感とグルーブ感溢れるソロ、時にはキースも真っ青という得も言われぬ美しいソロを奏でたりと目一杯の奮闘ぶりでした。

あっという間の充実の2ステージで2月の厳寒を体の中から吹き上げる熱気ではじき飛ばすようでした。
アンコールの竹内直の作品〜〜スクエア?、、セレナード?とかの曲(すみません曲名を山下と同様私も覚えていません)がコルトレーンの中期の曲のようで哀愁溢れる魅力的なテーマの曲、このユニットのパワフルでセンシティブな演奏をひときわ印象づけられました。

うーん、演奏が終わって次の一言「今度は何時何処でやるんだっけ、また、予約しなくちゃ。」

という訳で今後の予定は

2月24日(木)高円寺・次郎吉
3月20日(月)亀有・かめありリリオホール「JAZZと囲碁の日々」
4月 7日(金)原宿・クエストホール「桃井かおり&山下洋輔ジョイント・ライヴ」19:00 \6,000 (フリー・ドリンク) 山下洋輔(p)、桃井かおり(vo)、竹内直(ts)、水谷浩章(b)、高橋信之介(ds)原宿クエストTEL 03-3470-6331.
4月 8日(土)原宿・クエストホール「桃井かおり&山下洋輔ジョイント・ライヴ」
4月17日(月)新宿・ピットイン
4月18日(火)銀座・スイングです。