岡 淳 (ts) AT Bflat赤坂


2007年6月11日(月) Bflat赤坂











6月11日、Bflat赤坂での岡 淳 グループのライブに行ってきました。
メンバーは岡 淳 (ts)、寺下 誠(p)、俵山昌之 (b)、太田耕平(ds)。









ノーチャージデイということで、若いお客さんで満員のBflat赤坂。
岡 淳は勿論おなじみのホットでかっこいいテナーサウンド。そして、ピアノは大ベテランの寺下誠。私は岡 淳と寺下さんの組み合わせは初めて聴きました。







寺下 誠(p) 岡 淳 (ts)


寺下誠の燻し銀のピアノは絶妙なボイシングと酸いも甘いもかみ分けたソロ。
ピアノにはすに向かい、岡 淳にバックで語りかけ、煽る煽る。








俵山昌之(b)



岡 淳とは長いつきあいで息のあったコンビの俵山昌之の重厚繊細のベース。

つきることなき楽想が光るベースソロ。








太田耕平(ds)


太田耕平のカッコイいフィルイン、ちょっとフィリー・ジョーを思い起こしてしまうほど。
なにしろ、シンプルなドラムセットがかっこいいのに、決め所でここぞと決める見栄の切り方、ジャズの格好良さを知ってます。








この滅多に見られない四重奏団の演奏は、ビ・バップ色が濃くて、いつも以上にグルービーな岡 淳のテナーとアーシーなフルートをたっぷり堪能しました。








岡 淳と寺下誠の熱い会話が素晴らしい。
寺下誠、岡 淳をどんどん煽って、それに涼しい顔で応える名人岡 淳といったところでしょうか。








ハービー・マンの名曲「COMIN'HOME BABY」での岡 淳のフルート、素晴らしかった。
この曲の最高の演奏でした。この曲での俵山昌之のベースソロに圧倒されました。
いつも冷静沈着そうな演奏姿ですが、ソロでは、岡 淳のフルート、寺下誠の打鍵に負けじと気迫に満ちた弦のさばき!!
このカルテットまたどっかでやってほしいものです。