尾田悟&EUROPEAN JAZZ


2001年10月13日(土)
於 Bflat赤坂




尾田悟が今年も,オランダの名手3人を招いて
尾田悟とEUROPEAN JAZZとなうってツアーを行いました。
メンバーは
尾田悟(ts)
アントワーヌ・トロメレン(ss)(ts)
バート・ブーレン(tb)
ハリー・カンタース(p)
岡村誠史(g)
野中英士(b)
バイソン方山(ds)
ちぎら智子(fl)
素晴らしいメンバーを得て尾田悟の流麗なテナーもいっそう冴えます。久しぶりに尾田悟の演奏でバードランドの子守歌やコケットなんてなつかしいナンバーが聴けました。
 



今年の聞き物はバート・ブーレンの素晴らしいトロンボーン!
若さに似合わず,美しい歌心と流れるようなスムーズなメロウなスイングサウンドは驚きでした。彼のソロでのLOVER MANは素晴らしかった!!


葉巻がトレードマークのアントワーヌ・トロメレンはスインギーにブローするテナーに,流麗なラインと美しいサウンドのソプラノが健在です。



ハリー・カンタースのピアノは現在,他では聴けないようなスイングスタイルのピアノです。その豪快にスイングするピアノプレイはまさにハリーならではのものです。両手を駆使した多彩なサウンド!!


岡村誠史の,ソロにバックに光るハイセンスなプレイ。
特に7弦ギターを生かしたコードワークは絶品です。


期待の新鋭千装智子のフルートプレイ。尾田悟やアントワーヌに挟まれても物怖じせず,彼女ならではのフルートプレイに芯の太さが加わってきたかのようです。


野中英士の太くて弾むベースがバンドの基礎を構成し,スイングの原動力となります。


バイソン片山の豪快でかつセンシティブなドラミング



当夜の模様が12月14日午後3時〜午後5時 
mixweb tv.でインターネットストリーミングライブ放送されます。