ヒロ近藤 AT 横浜BARBARBAR
WITH 中牟礼貞則、小崎仁司


2007年6月29日(金)横浜BARBARBAR


















 2007年6月29日(金)横浜BARBARBARのヒロ近藤(ds)帰国公演を聴いてきました。
 メンバーは ds:ヒロ近藤 gt:中牟礼貞則 gt:小崎仁司 bs:吉田 豊







開演前の打ち合わせ中のショット。
左から、吉田 豊(b)、ヒロ近藤(ds)、小崎仁司(g)、中牟礼貞則(g) 











当夜はめずらしいギター2人のピアノレスカルテットです。
大ベテランの中牟礼貞則にLA在住のギタリスト小崎仁司がどういうプレイをするのか興味津々です。
小崎仁司は北海道出身でJAZZを志してバークレー卒、その後、LAに移住して、松居慶子グループのギタリストとして活躍中、
さらにケニー・ギャレットを初め多くのミュージシャンとセッション活動を行っています。
この日は、殆ど初めての顔合わせということで、中牟礼貞則選曲の大スタンダード大会となりました。








中牟礼貞則、お馴染みのソフトでクールでジム・ホールのような幽玄なギターワークです。









小崎仁司のギターは、おお、ジョージ・ベンソンもかくやと思わずつぶやくようなサウンドです。
流麗なコードワークと、確信に満ちたハードなピッキングからかっこいいフレーズが飛び出します。
中牟礼貞則に対して一歩も引かず、小崎仁司のソロを繰り出します。
まさに対照の妙です。これを支えるヒロ近藤の繊細で的をえたドラミング、
特にシンバルの音色を最大限いかしたバッキングの素晴らしさ。






吉田 豊は中牟礼貞則や小崎仁司のサウンドをよく聴いて見事に楽想の変化に対応し、二人のギターの根底を支える繊細で思慮深いベースワーク。
久しぶりにジャズギターセッションの深みを堪能しました。







また、シットインしてくれました、横浜といえば皆川トオルの味のあるテナー






























開演前に初対面の小崎仁司さんに、ヒロ近藤さんから紹介され、ギター四方山話をしてもらいましたが、
とても気さくで飾らない人柄で、JEFF BECKやDEREKの話題で盛り上がってしまいました。