ジニアス

GENIUS 東京都中野区本町3-2-10 マンション・スズノ1F
電話 
03−3372−3471
営団地下鉄 丸の内線 中野新橋駅
営業時間:0〜11PM、木曜日定休

 本日、実に渋谷店からの移転以来、初めて、中野新橋のジャズ喫茶ジニアスを再訪しました。








 なにしろ、中野新橋という地下鉄の駅も初めて降りる駅ですので、ジャズ批評のバックナンバーの広告をたよりに歩くと、徒歩5分ぐらいで、まだ、新しいマンションにジニアスの看板が見えてきました。ジニアスはそのマンションの1階スペースをフルに使った瀟洒なお店となって生まれ変わっていました。





 マスターの鈴木夫人らしき方とバイトらしき若者と近所の方らしい先客が4〜5人。スピーカーからちょっと離れたテーブルにつきコーヒーを注文。噂どおり、ひっそりと鳴らされているハードバップ。しばらく、サウンドに聞き耳を立てていたのですが、耐えきれず、バイタボックスの作りつけスピーカーの真ん前に移動して、妙なるバイタボックスサウンドにひたる体制に入りました。
 コーヒーの味は、渋谷時代に比べると、なんか、マイルドになったかな。この時は、トム・ハーレルの見たことのないアルバムがかかっていました。テーブルにきちんと置かれたスイングジャーナルの別冊やジャズ喫茶関係の単行本(残念ながら、全部持っていたな。)を眺め(トム・スコットのヘアーだかジーザスクライストだかのミュージカル曲集の珍しいアルバムが次にかかりました。)ていると、マスターの鈴木さんの登場。笑顔で、何かかけましょうかと聞いてくれるので、プレステッジのブッカー・アービンをお願いしました。鈴木さんは、この間かけたやつでいいですか?と聞いてくれますが、この間って、もう何年になるのかな、あれ、別の人と間違えていますよといおうと思ったら、既にレコードラックの前でレコードを出してプレイバックの準備を始められました。
 流れてきたブッカー・アービンとジャッキー・バイアードのサウンドは音量こそ低いもののかつての渋谷店のテイストに一層の洗練が加わっていました。その間も近所の人や常連らしきご婦人のお客さんが訪れます。その人達の話し声がなぜか、決して気にならず、いつまでも座っていたいと思うほど居心地は良かったです。
 これからは、こんなにご無沙汰しないで、もっとこようと決意して店を出ました。そういえば、昔の渋谷店も日曜の午後に良く通ったな。

2月5日 更新

久しぶりにGENIUSに行く。

ついつい居心地の良さにおいしいコーヒーを2杯飲んで、ながいしてしまった。鈴木氏に無理言って店内の撮影をする。














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