渡辺文男 AT BASH!

 1999年7月22日六本木BASH!の渡辺文男グループに出撃してきました。
 メンバーは渡辺文男(ds)、小杉敏(b)、元岡一英(p)、高橋知己(ts)そしてゲスト?宮本やすし(tp)
 なんだか、渡辺文男グループを聴くのはずいぶん久しぶりのような。ちょうど8時少し前に六本木BASH!に到着したものですから、まだ、元岡のヘッドアレンジでの簡単な音あわせの最中でした。ちょうどこのところPAの話題が、、、本日は、ノーPAでの演奏です。ま、渡辺文男グループの場合はそういうケースが多いですが。
 演奏は8時30分過ぎから始まったのですが、期待通り、いつものパワー溢れるハードバップな一夜でした。渡辺・小杉・元岡の強烈リズムセクションに高橋のハードなテナーで、おなじみハードバップの名曲を繰り広げます。そして、最高の発見は宮本やすしのトランペット。初めて聴きましたが、そのブリリアントなプレイは素晴らしい!ラッパが私に向かっているときのサウンドはしびれます。どちらかといえば、ファッツ・ナバロ、ブラウニーの路線のラッパで、その朗々と吹きまくるプレイは久々に聴く本格派のトランペットでした。私にとっては大注目株のラッパ現るというところです。ハードバップを堪能した一夜でした。