井上祐一トリオ +
池田篤(as)

 


ここに掲載掲載した写真は過去のもので残念ながら当日の写真ではありません

LIVE AT  NHK505スタジオ


2002年5月19日

渋谷NHK





メンバーは井上祐一(p)工藤精(b)高橋徹(ds)+池田篤(as)
ステージの最初は,軽快なCジャムブルース
次に井上祐一(p)のオリジナルの
NO GOOD WITHOUT YOU
ミディアムテンポのバップ曲
いかにも井上祐一のバップに賭ける情熱がほとばしる曲で
このトリオの息のあったグルーブが心地よい。
工藤のバップベースに高橋徹のシンバルプレイの鮮やかさ。
4小節交換のソロの見事さ。
hymn(賛美歌)という曲では印象的なイントロと井上祐一のピアノソロ
美しいメロディーのバラードに高橋徹(ds)の素晴らしいブラッシュプレイが引き立てます。



工藤のふくよかなベースラインも鮮やか
井上祐一のシングルトーン重視のピアノは,スタインウェイグランドピアノからパールホワイトのサウンドを奏でます。
井上祐一のオリジナルのソレムニティから池田篤(as)が参加し
一種荘重な曲想に仕上げます。

池田篤の人肌の暖かさのこもったアルトソロ
井上祐一(p)の全身でリズムをキープするピアノプレイ
これも井上祐一のオリジナルのジェイジームードはしたしみやすいテーマの曲です。
池田篤(as)の抑揚溢れるソロ,普段より一層端正なサウンドが美しい。
工藤のカウンターメロディー的なベースライン
サンバのナンバーでは高橋徹のサンバリズムの軽快な開始から池田篤の小気味よいフルートソロ,井上祐一のライトなピアノ,そして圧巻の高橋徹の強烈なソロ。
アンコール曲ブルージーオンでの工藤の重厚なベースライン,井上祐一のモンクライクな左手の利いた素晴らしいソロ。
短い時間のステージでしたが,井上祐一のポケット一杯の多彩の音楽を十二分に疲労してくれたステージでした。


当日の放送は NHKFM 6月16日(日) 6月21日(金)です。